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GO!OUTODOOR #3
富士山を見ながらカヌーを楽しむ休日。キャンピングカーでカヌー遊びに行く!
VWベースのキャンピングカーにカヌーを搭載し、富士山麓の湖を目指す。湖畔でキャンプはもちろんカヌーも楽しむ、大自然に囲まれてゆっくりとした時間を楽しむ大人の休日。
カヌーを積んで湖へ気ままに休日のドライブ
湖畔でゆったりと流れる時間を楽しむ
VW Westfalia × Canue
湖畔の撮影場所にVWのキャンピングカーにカヌーを積んで登場したのは、東京都立川市で空冷VWの専門店「BASE CAMP VWs」代表を務める並木さん。若い頃から仕事でも空冷VWに携わり続け、現在はショップを経営する傍ら、趣味では愛車のVWキャンピングカーでキャンプやカヌー遊びを楽しんでいる。
カヌーは現在軽量なファイバー製や組み立て式、空気で膨らませるものなどさまざまなタイプがあり、大きく進化している。
そんな中、並木さんは昔ながらの木製のカヌーにこだわる。今回積んできたカヌーは、知人が所有するものを借りてきたそうで、カナダのNavarro Canuo社製のLegacyというモデル。13フィート(約4m)なので、車体から大きくはみ出さないのもポイント。遠方にクルマで運ぶには最適なサイズだという。若い頃は子供も一緒に家族でカヌーに乗ったので、さらに大きいサイズを使用していたのだが、1人や2人で乗るにはこのくらいのサイズがちょうどよいそうだ。
並木さんが所有するキャンピングカーは、ドイツのWestfalia社がVWのT4モデルをベースに架装を手がけたモデルで、空冷VW時代から正規モデルとしてディーラーで販売されてきた歴史と由緒あるモデルだ。ルーフはポップアップする構造で、ファイバー製となるため、ルーフキャリアを装着せず直接カヌーを載せてタイダウンで固定している。そんな素朴なスタイルもまたカッコいい。
並木さん曰く、キャンピングカーの魅力は数多くのキャンプ道具を運ばなくてもよいし、テントを張ったり焚き火の準備をする必要もないという点。むしろ現地に着いてからはアクティビティに集中できるのも大きな魅力だという。
真っ赤なボディに赤いカヌーが映える
ベースとなったのは、いわゆるユーロバンと呼ばれるワーゲンバスの第四世代として水冷エンジンをフロントに搭載したT4モデル。Westfalia社は空冷時代からVWをベースとしたキャンピングカーを手掛けている老舗で、キャンピングカーはVWのディーラーで販売される正規モデルだ。インテリアはキッチンはもちろん冷蔵庫も完備し、ひと通りの生活が車内で完結できる。ポップアップルーフはファイバー製で通常のルーフキャリアは装着できないため、カヌーはタイダウンで直に固定している。
キャンピングカーの多機能なインテリア
キャンピングカーの内部は、老舗の架装メーカーだけあってコンパクトながら非常に機能的な作りとなっている。ポップアップルーフは中に大人2人が就寝可能。さらにリアシートもベッドになりここでも2人が就寝できる仕組み。つまりこんなにコンパクトながら4人で泊まることができるのだ。ちなみにベッドの脇にはキッチンや冷蔵庫まで備わり、格納したテーブルをセットすれば、車内で食事することも可能だ。
プライベートでもVWを楽しむ
並木さんは若い頃から空冷VWに携わり、今から20年ほど前に現在のショップをオープン。以来空冷VWに関わり続けつつ、プライベートでは水冷化されたVWをベースとしたこのキャンピングカーを所有し、週末のキャンプを楽しんでいる。
細工が美しいウッディなカヌー
カヌーはカナダNavarro社のLegacyというモデルで全長13フィート(約4m)。船体はファイバーの外皮に細工が美しいウッドの内装を持つ。真っ赤な船体がキャンピングカーにもベストマッチ。
Text & Photo:Daisuke Katsumura
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