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2019 ASTON MARTIN DBS SUPERLEGGERA
(アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ)
アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ。その名前を口にするだけで、背筋が伸びるような緊張感と、背徳的なまでの高揚感が押し寄せる。これは単なる高性能スポーツカーではない。英国の伝統とイタリアのクラフトマンシップ、そして最新技術が、最高の形で融合した「ロードゴーイング・ロケット」である。
フラッグシップの座を引き継いだDBSスーパーレッジェーラは、ベースとなったDB11の優美な骨格を保ちつつも、全方位にわたってそのポテンシャルを研ぎ澄ませている。まるで、ジェームズ・ボンドがタキシードの下に鍛え上げた鋼の筋肉を隠しているかのように。
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究極の軽量化と心臓部の咆哮
イタリア語で「超軽量」を意味するスーパーレッジェーラの名は伊達ではない。かつてDB4やDB5のボディを手掛けたカロッツェリア・トゥーリングとのダブルネームであり、その名にふさわしい軽量化と、アストンマーティン史上最強のパフォーマンスを手に入れた。
ボンネットの下に鎮座するのは、5.2リッターV12ツインターボエンジン。最高出力725PS、そして驚異的な最大トルク900Nmを、わずか1,800rpmから5,000rpmという広範囲で叩き出す。このトルクの波は、ドライバーを深くシートに縫い付け、一瞬にして周囲の景色を過去のものにする。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は340km/hを誇る。
しかし、真の魅力はその「速さ」だけではない。低速域では紳士的なGTカーとして、長距離移動さえも至極の体験に変えるラグジュアリーさを持ち、ひとたびアクセルを踏み込めば、V12の咆哮が奏でる官能的なオーケストラと共に、荒ぶるスーパーカーへと変貌する。この二面性こそが、DBSスーパーレッジェーラの最大の武器だ。
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ライバル対決
アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ VS フェラーリ 812スーパーファスト
この英国の猛牛が対峙するのは、同じくフロントV12エンジンを持つフェラーリ 812スーパーファストだ。
2019 アストンマーチンスーパーレッジェーラDBS
エンジン:5.2L V12ツインターボ
最高出力:725ps
最大トルク:900Nm
0-100km/h:3.4秒
駆動方式:FR
性格:怒涛のトルクにエレガントな乗り味も残すハイパーGT
2019 フェラーリ812スーパーファスト
エンジン:6.5L V12自然吸気
最高出力:800ps
最大トルク:718Nm
0-100km/h:2.9秒
駆動方式:FR
性格:爆発的な高回転域、よりレーシーでハードコアなスポーツカー
魅力の核心
圧倒的なトルクと優美なデザイン 高回転の爆発力とレスポンス
812スーパーファストが「高回転NAの極致」として、サーキットを切り裂く純粋な暴力性を体現するのに対し、DBSスーパーレッジェーラは「巨大なトルクの波」と「魂を揺さぶるブリティッシュ・デザイン」で勝負を挑む。DBSは、ただ速いだけでなく、「いかにエレガントに、そしてドラマティックに速くあるか」を追求した結果である。フェラーリが火のような情熱なら、アストンマーティンは深紅のベルベットに包まれた鉄の拳だ。
所有する喜び、乗り込む際の優越感、そしてどこまでも連れて行ってくれる安心感。これら全てが、DBSスーパーレッジェーラを唯一無二の存在にしている。この車は、単なる移動手段でも、サーキットの道具でもない。それは、人生という舞台で主役を演じるための、最も贅沢な小道具である。その巨大なフロントグリルは、まるで深海魚の口のように空気と景色を呑み込み、後方に流れる美しいラインは、時を超えた美の定義を未来へと語り継ぐ。
DBSスーパーレッジェーラは、V12の雄叫びを子守歌に変えることができる、世界で最も洗練されたラグジュアリー・スーパーGTなのだ。
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