日本を代表するプレミアムカーブランドのレクサス。「いつかはレクサスに乗りたい」そう思っているユーザーも多いことだろう。
そんなレクサスの中でも、ミドルクラスセダンISは、比較的手の届きやすいクラスとして人気となっているが、新車の場合もっとも安いIS300でも470万円からとなり、誰でも簡単に購入できるきんがくとは言い難い。
しかし、先代の「通称20系」であれば、随分価格が落ち着き買い求めやすくなってきたと言える。
「旧型はちょっと」と思うユーザーもいるかもしれないが、レクサスISを自分好みにカスタムできるとなれば、純正には無い新たな魅力を感じることができるのではないだろうか。
この記事で紹介するレクサスISも、そんな魅力的なカスタムが施された1台で、ドレスアップされたVIPセダンを得意とするプロショップ「フェアライン」が実際に販売している一台である。
純正の雰囲気を壊さない絶妙なカスタム
レクサスのアイデンティティでもあるスピンドルグリルは、スピンドル=糸巻を模した形状で、誰が見てもレクサスだと認識でき、アイコンとしての役目をしっかりと果たしている。
レクサスISで、現在のように大きなスピンドルグリルが採用されたのは、30系と呼ばれる現行型からで、20系にはスピンドルグリルの原型となるデザインは採用されていたものの、今ほど押し出し感のあるデザインではない。
今回取り上げたレクサスISのフロントフェイスは、一見すると、純正のようにも見えるが、現行型のようなスピンドルグリルに変更するために、バンパーごと交換されているのである。
後付けのフロントバンパーでありながら、決して派手なデザインではなく、レクサスISのジェントルな雰囲気を壊すことなく、品の良い仕上がりになっている。
また、レクサスのデザインフィロソフィである「L-finesse」に基づくL字のアイラインが特徴的な後期仕様のヘッドライトとの相性も抜群で、純正には存在しない仕様であるにも関わらず、レクサスであることがしっかりと認識できるだろう。
そして、このL字のアイラインは、夜間白色のポジションランプとしての役割を持っているのだが、ウインカー作動時には、オレンジ色に切り替わりウインカーとして作動するといった凝った仕掛けが仕込まれているのもポイントだ。
自分好みにフルオーダーカスタム
リヤのテールランプも後期仕様のものに変更されているが、クリア部分を残してブラックアウト処理、ヘッドライトにも同じ加工が施されることで、現行型を彷彿とさせる雰囲気を醸し出している。
このように、純正風のまとまりの良さを持たせながら、実は純正には無い新たな魅力を纏わせることができるカスタムは、レクサスに乗っているというこだわりと、オーナーの個性を両立できる秀逸な仕上がりと言って良い。
もちろん、もっと個性的で派手な見た目にしたいと思うユーザーもいると思うが、フェアラインでは、ベース車を選んでオーナーの希望に合わせたカスタムをフルオーダーすることが可能。
カスタムの基本とも言えるアルミホイールは、豊富な在庫の中から選んで好みの物をチョイスでき、もちろんテールランプなども好みによって注文することができる。
こだわりの1台を提供するプロショップ
フェアラインで販売されている車両のほとんどがオールペイントされた状態で販売されている。
オールペイントされた中古車と聞くと、事故車なんじゃないか、ボロボロの車を直して販売しているんじゃないかという疑念を持つユーザーも少なくないと思うが、その点は心配ご無用。
フェアラインでベースとなる車を仕入れる際はシルバーやグリーンなど不人気色と言われ、年配者が乗っていたような車両で、不人気色のため価格が安いにも関わらず、状態の良い車ばかり。
そういった車を安く仕入れ、さらに黒やパールホワイトなどの人気色に塗り替えることで、塗装の疲れた中古車ではなく、新車同様の輝きを持った車を購入することができる。
もちろん黒やパール以外にも、パステルカラーなどの原色系からメタリック、キャンディ塗装など、ユーザーの好みで注文することも可能だ。
また、販売車両でなくとも、パーツの取付けやオールペイントのみの依頼にも対応してくれるため、これから車の購入を考えている、もしくはこれから愛車をカスタムしたいというオーナーは、一度相談してみてはいかがだろうか。
問い合わせ
FAIR LINE
TEL : 045-482-3888
http://www.fairline-custom.com/
TEXT:Shingo.M