20系ヴェルファイアオーナー待望のエアロキット【AFFECTION ULTIMATEエアロキット】
2016年TUNERSでも取り上げ、「東京オートサロン2016」のカスタムカーコンテストミニバン・ワゴン部門において最優秀賞を獲得した「ULTIMATE Kaiser 30 VELLFIRE」。
特集ページはこちら https://tuners.jp/well-ballance-ultimate-kaiser-vellfire/
そして2017年は、東京オートサロン2017や大阪オートメッセなどで、その王者の隣で勝るとも劣らない存在感を放つ「20系ヴェルファイア」が展示されていた。
その名も「ULTIMATE Kaiser 20 VELLFIRE」である。
しかし、なぜ今旧型の車両で新作を発表したのか?という素朴な疑問も踏まえ、AFFECTIONが新たに手掛けた20系ヴェルファイアの魅力を見ていきたいと思う。
いきなりだが、なぜ今更20系ヴェルファイアのエアロを開発したのかという疑問の答えは、極シンプルなもの。
それは、”ユーザーが望んでいた”からなのである。
2016年のオートサロンを制した「ULTIMATE Kaiser 30 VELLFIRE」がもたらした衝撃と、唯一無二の存在感はすさまじく、20系ヴェルファイアのオーナーが嫉妬に似た感情を抱いたとしても、何ら不思議ではない。
そんな20系オーナー待望のエアロキットは、グリルとアンダーフラップまで一体化したフロントバンパーや、バンパー中央に向かって絞り込まれる形状、エッジの立った形状などはもちろん、昨年多くの話題をさらった別体構造のリヤバンパーなど、「ULTIMATE Kaiser 30 VELLFIRE」で完成させたエアロキットを、見事に20系にフィードバックさせている。
基本を押さえてこその一体感
カスタムのいろはの”い”とも言えるパーツはマフラーであるが、この「ULTIMATE Kaiser 20 VELLFIRE」に装着された4本出しの真円マフラーは、上記のULTIMATE Kaiserエアロキットの見た目をより完璧なものにするためには欠かせない存在である。
また、どんなにインパクトのある見た目であったとしても、あまりに大人しいエンジンサウンドではアンバランスになってしまうが、車検に通るギリギリの音質にこだわったことで、見た目のインパクトだけではなく、サウンドなどを含めた全体的なレベルアップに成功している。
独自のオリジナリティも忘れない
この20系ヴェルファイアが装着するエアロキットは、前作のエアロキットを全てそのままフィードバックさせているわけではなく、LEDヘッドライトガーニッシュなど、オリジナルの要素もしっかり盛り込まれている。
埋め込まれたLEDは、ホワイト&アンバーに輝き、「ULTIMATE Kaiser 20 VELLFIRE」の特徴的なポイントになってる。
皇帝であるが故の気配り
さらに前作のULTIMATE Kaiser 30 VELLFIREにはないもう一つのポイントは、サイドカナードステップだ。左右合わせて6ピースに分割し、それぞれのドアと一体させた構造とすることで、乗り降りの際、不意に足が引っかかるようなことがなく紳士的な配慮も見て取れる。
ここまでのインパクトと、ある意味攻撃性をも感じさせる見た目でありながら、ただ傲慢で暴力的なだけではなく、こういった細かな気配りがしっかりと盛り込まれているあたり、まさしく皇帝(Kaiser)と呼ぶに相応しい。
細部にわたるこだわり
ここまで、エアロを中心に注目ポイントを紹介してきたが、存在感抜群のエアロキットだけではなく、細部にわたる作りこみにも注目すべきポイントがいくつも存在する。例えば、ラゲッジスペースに覗くBOLDWORLD/エアサスキットや、タイトにマッチングされたRAYS/ブラックフリート V205Cの20インチホイールなどはもちろんのこと、純正でも十分上質な内装を、AFFECTIONオリジナルのシートカバーを装着することにより、1ランク上のラグジュアリー感を見事に手にしていると言える。
エアロの造形に対する徹底的な作りこみとこだわりはもちろん、このページでは紹介しきれないいくつものカスタムポイント。一切隙の無い仕上がりであるからこそ、ULTIMATE「完璧な」 Kaiser「皇帝」なのであるということを改めて痛感した。
問い合わせ:AFFECTION
TEL:06-6796-0090
www.affection-japan.jp
Text |Shingo.M
Photos|TUNERS