2019年現在のオフロードシーン、特に北米的スタイルを追求するのに欠かせない注目パーツサプライヤーたちをファイリング。過酷なレースシーンでの実績を誇るブランドから、一般ユーザーにも親しみやすいメジャーなものまで編集部厳選の最旬18ブランドを紹介しよう。
RULE TEH ROAD
Next trail for off-roaders
Jeep Section #007
Warn Industries Inc
世界中でポピュラーなウィンチメーカーといえば「ウォーン」。ウェブサイトには12/24ボルト、1T未満から6Tまでのヘビーデューティモデルのほか、豊富なアクセサリーもラインナップ中。
warn.com
Energy Suspension
ブッシュを作り続けて30年というエナジーは、オフロードはもちろんオンロードシーンでも評価が高いブランド。2018年のSEMAではジープJL用の強化ブッシュをアナウンスしたことも記憶に新しい。
www.energysuspension.com
PRP Seats
北米レースシーンはもちろん、街乗り用のアップデート、さらにはチャイルドシートも充実しているシートメーカー。ウェブ上には豊富なマテリアルとカラーバリエーションが展開されている。
www.prpseats.com
PRO COMP
1985年に起業、タイヤやホイール、サスペンションやライトバーまでオフロードに特化したアイテムを取り揃えるブランド。トラックをメインにしつつ、最近ではJEEP用(JK)パーツも充実。
www.procompusa.com
RIGID
2018年には「車速に基づいてビームパターンを変化させる」という画期的なGPS機能が話題となったリジッドインダストリーズは、数あるLEDバーメーカーのなかでもダントツの存在感を放つ人気ブランド。
rigidindustries.com
MICKEY THOMPSON
古いものが新しく感じ、再ブレイクする現代だからこそ(?)北米オフロードシーンでは未だ人気が衰えないミッキートンプソン。創立50周年を迎えたばかりの老舗パーツメーカー。
www.mickeythompsontires.com
KING SHOCKS
トロフィー〜モンスタートラック、さらにはディーラーOEMに採用されるなど北米オフロード界のサスペンション・マニュファクチャーといえばココ。画像は2018年のジープJL用のフロントショック。
www.kingshocks.com
ARB 4×4 ACCESORIES
ブルバー形状のバンパー、ルーフラックでお馴染みのARBは1975年にオーストラリアでスタート、今やヨーロッパや中東など100ヵ国以上にディーラーを持つトレイル系オフロードメーカー。
www.arb.com.au
CROW ENTERPRIZE
バケットシート用のシートベルトを中心にレースウェアまで取り揃えるクロウはインテリアカスタムの必需品。純正シートベルトに被せるハーンレスタイプは室内のアクセントにもオススメしたいアイテムだ。
www.crowenterprizes.com
Fox Racing
BCバイクレース界でも知名度が高いFOXは、KINGと人気を二分するショックメーカー。創業は1974年とこちらもやはり歴史が深く、FOXという名前の由来は創設者であるBOB FOXがルーツとなっているそう。
www.ridefox.com
BUSHWACKER
俗にいう「ハミタイ」で違反切符を切られないためにパーツを開発、それが爆発的にヒットして今に至るOEMオーバーフェンダー界の老舗。トラックを中心にジープJL用も新作がリリースされたばかりだ。
www.bushwacker.com
GO RHINO
XTREME RACKSに代表される各種ラックをメインにバンパーやサイドステップなど、いわゆるボディアーマー系のブランドとして定着しているGO RHINO。まだ発表されたばかりのジープJL用パーツはwebをチェック。
www.gorhino.com
AMS OIL
1972年に創設、世界初のアメリカ石油協会認定合成モーターオイルとして世界中で認知されているAMSブランド。特にオフロードシーンでは数々のチームへスポンサードを提供するなどなじみが深い。
www.amsoil.com
POISON SPYDER
JEEP用のあらゆるカスタムパーツを豊富に取り揃えるポイズンスパイダーは日本でも装着率が高いポピュラーなブランド。北米ではいち早くJLのパーツを開発するなど、2019年〜も精力的に活動中。
shop.poisonspyder.com
N-FAB
業界最大企業グループのひとつTruck Heroに属すテキサス州ヒューストン発パーツメーカー。特にアメリカで特許をもつサイドステップは有名で、オフロードレースにも耐えうる頑強なパーツが多いのが特徴。
n-fab.com
KC HILITES
最近ではあえてオールドスクールなスマイリーフェイス・ロゴが新しいKCは1970年に発足したライトメーカー。2017年の企業合併を機ここ数年はニューモデルラッシュも目立っている。
www.kchilites.com
VP Racing FUELS
いまだオイルマネーに沸くテキサス発祥(1974年)のレース用ガスメーカー。一般層には馴染みが薄いもののVPロゴが描かれたフューエルセル(燃料タンク)はディスプレイとして日本のシーンでも人気が高い。
vpracingfuels.com
CAMBURG
そのクオリティと安全性はレースシーンでも立証済み。フロントサスペンションにおけるロングトラベル、特にコントロールアームは日本のオフロードシーンでも装着率が高いブランド。
camburg.com
Text:Shingp Taleshita
Traxtion4[トラクション・フォー]
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