NISSAN TITAN Produced by MONAMI MOTORS
タイタンの後ろに道はできる
ついつい自慢したくなるツウな4X4トラック
アメリカではピックアップが自動車メーカーの屋台骨となっていて、それだけに生半可なモデルでは通用しない。その世界でニッサンが放つタイタンは、名前通りのソリッドでタフな存在感で君臨している。
アメリカンに負けない骨太感とニッサンならではの個性が融合
アメリカでは日常の足として普通にピックアップが選ばれている。いまや快適性は乗用車に遜色なく、ベッドには大物だろうが汚れ物だろうがバンバン放り込めるからだ。おまけに重量物の運搬が目的なだけに強力なエンジンが搭載され、頑強なフレームはオフロードで多少手荒に扱っても根を上げない。つまりは仕事でも遊びでも気兼ねなく使い倒せる、理想のマルチパーパス・カーというわけだ。
中でもニッサンのピックアップはアメリカでも古くからダッツントラックとして親しまれ、Zカーと呼ばれたフェアレディZや最近ではGT-Rのスポーティイメージも手伝い、他の日本ブランドとはひと味異なる印象を持たれている。なにより、このタイタンにはアメリカンに負けないボールドな中にも気品のあるマスクが与えられ、ともすれば素っ気ないと思われがちな日本ブランドとは一線を画すニッサンらしい仕上がり。もちろん中身もこの18年モデルでは390hp&394lbftを発揮する5.6ℓV8を搭載し、アメリカンに譲らない。また、日本ではほとんど見掛けないレアな存在というのもポイントが高い。ぜひ一度、その存在感を体感して欲しい。
目立つこと必至のレアトラック
このタイタンを扱うのは代表が国内の日産ディーラー出身で、そして専務がUSニッサンの系列ディーラーで働いていたという筋金入りのプロショップ、川越のモナミモータースだ。日本では個体数も少なく、レアでツウな4×4トラックだ。
洗練されたデザインと余裕の居住性がもたらす快適インテリア
インストルメントパネルは乗用車的なスマートなデザインながら、ボリュームのあるセンタースタックがピックアップらしい。リアシートがフロント同様の快適性を持つのも頼もしい。
アメリカンに負けないエンジンパワーを誇る
搭載エンジンは390hp@5800rpmの最高出力と394ftlbs@4000rpmの最大トルクを発揮する5.6ℓV8。グレードはどちらもクルーキャブのハイスタンダードなSVで4×4モデルとなる。タイヤは265/70R18をセット。
大胆なスタイリングとディーゼルエンジンを搭載したUSニッサン「タイタンXD」がフルサイズピックアップトラックの世界を激変させる!
問≫MONAMI MOTORS
Tel.049-232-5888
www.monamimotors.com
本間薫=文
山田泰弘=写真
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