おそらく女性だけのイベントは初!?ではないだろうか。しかもほぼカスタマイズされているクルマだ。
2017年11月3日、当取材班も開催されるまで一体どんなイベントになるのか想像もつかず、期待に胸を膨らませていた。
まず「トーキョーガールズカーコレクション」というネーミングがどこかお洒落な雰囲気を漂わせ、非常に謎めいているのが魅力的だった。開催場所も通常なら郊外などの広い屋外施設が多いのだが、今やドメスティックカルチャーを発信とする秋葉原というのも重要な要素だ。
詳細な場所は秋葉原UDXの地下駐車場となり、ゲートをくぐって奥の方へと車を進ませると、まだ開催前だというのに、一際賑やかな区画があった。
第一印象としては、総台数40台ものモディファイドカーはかなり本気のカスタマイズがなされており、ショーカーなみの仕上がりとなっていた。
時刻も14時を過ぎたところ、開会式が始まり、主催者の一人である「NAOさん」の挨拶を皮切りにスタート。
ちなみに主催は「NAOさん」を始め女性を中心に構成されたイベント名同様「トーキョーガールズカーコレクション」であり、女性視点ならではのイベント構成と綿密なスケジュールとなっている。
クルマを並べてただ見るというところからは一線を画し、参加者やメディア陣を飽きさせない仕上がりとなっていた。
まずは各オーナーさんによる自己紹介が行われる。
オーナーさん自らマイクを持ち、自身の愛車の前でスピーチを行う。これによってオーナーさんの顔と車種が一致するので、参加者はもちろん、取材側もすぐに覚えてしまう。
そして今回のメインイベントとなるカーショーが中休みを挟み、3つのグループに分かれて行われる。
レッドカーペットを前に、オーナーさん自ら運転する愛車。ギャラリーの前で一度止まり、クルマを降りて各々ポーズをする。その仕草は自らの愛車と同じように、全員に個性が溢れ、その顔は皆輝いていた。
カーショーを通じて、クルマのみならず、人の個性も垣間みれるイベントメニューはありそうでなかった。会場は大盛り上がりのピークに達した。
イベントの最後は参加者の投票による、アワードの発表だ。
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