7月9日に行われた「ユナイテッドサウンドサミット2017」。
様々なモディファイドカーが並んでいた中、特に注目の3台がいた。
下記紹介してみたい。
FILE .01 Tuners Special Award
オーナー:杼村智成サン
車種:パサートヴァリアント 北米仕様
まさにこの日のロケーションにぴったりハマっていた北米仕様のヴァリアント。USDMを得意とするショップ「RESPECT」が手がけた一台だ。非常にきれいにまとまったヴァリアントはUSパーツはもちろんのこと、注目すべきは絶妙な足回りだろう。車高調でツライチとなり、キャンバー角を沿え、単なるシャコタンではないことを告げる。
そしてWORK製マイスターM1の18インチホイールによってこのクルマの存在感はさらに強くなる。1999年にデビューをしたこのホイールはもともとレース用として生まれただけあり、非常にレーシーな印象をも受ける。
リアビューも変にリップなどをつけずにスッキリとした大人カスタムな雰囲気だ。エキゾーストの∅は小さくあえて主張しすぎないところが逆にカッコイイ。またインストールされたエキゾーストシステムは可変式のため、バルブのオンオフにより音量が調整可能だ。
海岸沿いを颯爽と走る風景が目に浮かびそうなセンスのいいヴァリアント。Tuners Special Awardに相応しい一台である。
FILE .02 United Sound Award
オーナー:木津井大和サン
車種:USトヨタ シエナ
昨今、USミニバンといえばこのシエナが代表各といってもいいぐらい定着してきた。全長5mを超える大きなボディはまさにアメリカンサイズだ。そんなUSな雰囲気に足元もフロリダ発のヴォッセホイールでジャストマッチ。ディッシュコンケイブが特徴のVLE1の20インチをインストール。
そして、ドアを開けると凄いのがこのオーディオだ。United Sound Awardを受賞するだけあってこだわりが溢れている。オーディオはサーウィンベガ製でセットアップ代を含めると250万円オーバーに。オーナーの木津井さんによると、海外カスタムに憧れがあり、ここ日本でも実践しているとのこと。シエナのカーオーディオは中々見ることがないので希少な一台である。
FILE .03 番外編
オーナー:草川智久サン
車種:スカイラインクーぺ タイプSP
草川サンのスカイラインクーぺのカスタム箇所をざっと羅列すると【LBパフォーマンスFバンパー・コンセプトワン20インチホイール・スタティック車高調・曙キャリパー(塗装)・ダックテール・リアカーボンデュフューザー・フルチタン(ワンオフ)可変マフラー】などなど多数である。
カスタム費用には120万ほどかけられている中、この車のカスタムポイントはやはりワンオフ製作によるトランクのダックテールスポイラーだろう。FRP素材によってスムージング加工され、違和感の無い曲線を描いた立体的な仕上がりとなっている。
パーツブランドはそれぞれだが、トータルバランスとして凄くまとまったスカイラインクーペ。計算され尽くしたカスタムはTUNERSで番外編とさせていただいた。
来年はどのようなモディファイドカーが見られるのか、楽しみである。
ユナイテッドサウンドサミット2017 イベント風景はコチラ
https://tuners.jp/united-sound-event-report/
ユナイテッドサウンド
050-3532-9055
http://www.unitedsound.jp/
TEXT&PHOTOS:TUNERS