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職人魂の名にかけて、優美にスポーティに彩る
日本が生み出したプレミアムブランドにして気がつけばもう20年以上が経つ。"職人魂"という意味を持つアーティシャンスピリッツは、自社設計生産を貫くボディパーツブランドとしてレクサスを中心とした国産車に"魂"を与えてきた。最新レクサスおよびトヨタのSUV勢を取り上げ魅惑の製品群に、そして彼らの魅力に触れてみたい。
北米が認めたジャパン・メイド、最新レクサス、トヨタとの共演
TX4 ON/OFF STYLE
BRAND FILE 02 ARTISAN SPIRITS
アーティシャンスピリッツはレクサスに注力してきた。ここ数年は北米レクサスとコラボするなど世界で認められる。そんな彼らの最新SUVコンプリートカープログラムをトヨタを含めてダイジェストでご紹介しよう。
この20年、飛ぶ鳥を落とす勢いとは、アーティシャンスピリッツの成長のことを言うのかもしれない。完全なる自社設計生産体制を有するボディパーツブランドとして、当初は国産VIP系を中心とした商品展開をしていた。
しかし、2005年に日本でレクサスの導入が始まってから、彼らはレクサス勢を網羅し始める。今ではほぼフルラインナップ体制を敷くばかりか、その功績が北米レクサスにも認められた。彼の地では正規ディーラーで販売されるほか、ここ数年のSEMAショーでは北米レクサスブースの中で彼らのコンプリートカーが出展されるようになった。レクサス自身と同じく、ジャパン・メイドのハイクオリティブランドが、北米を中心に世界で認められたのである。
近年はLCやLSなど、スポーツクーペ&サルーン系の話題が豊富だが、同時にSUV勢も着々と商品を拡大する。NXやRXはもちろんのこと、他社に先駆けいち早くUXのプログラムをデビューさせている。いずれも都会派SUVらしい上質な雰囲気で、絶妙な塩梅でスポーティさを漂わせるスポーツライン・ブラックレーベルとして完成させている。
さらにはヘビーデューティ系も顔を揃える。フラッグシップにあるのはなんといってもLX570だ。オーバーフェンダーを伴ったワイドボディに仕立てられたそれは、まさにキング・オブSUVの雰囲気。これならハリウッドスターもドバイの石油王も満足するはずだ。最近ではLX570のエッセンスを落とし込んだランクル200系も登場した。LX570に比べてやわらかいフォルムを巧みにスポーティに彩る造形が見ものだ。地道な改良を経て10年選手になったランクル200系が、新鮮な表情に見違える。
アーティシャンスピリッツの魅力は、卓越したデザインセンスもさることながら、すべてを自社設計開発および生産するがゆえの高品質にある。フィッティングは抜群で、長期的な耐久性にも長けている。そのうえでカーボンやFRPといった素材に始まり、同じ車種であっても複数のコーディネイトメニューが用意されるので、お財布と相談しながら内容を決めていくことができる。そうした小回りの良さを含めて、まるでメーカークオリティであることは、すでに北米レクサスでの採用が証明している。レクサス勢を筆頭に、世界中のSUVユーザーが憧れるブランド。アーティシャンスピリッツは、もはやそこまでのぼり詰めているのかもしれない。
SPORTS LINE BLACK LABEL
国産都会派SUVの先駆者をアーティシャン流に彩る
HARRIER ASU/ZSU/AVU 6#W
国産のドメスティック系SUVの中で好評を博しているハリアー。アーティシャンスピリッツは、シャープで都会的な造形を引き立てるボディパーツを用意している。レクサス勢とはひと味違うエレガント&スポーティなテイストに注目したい。
LXではなく、あえての“ランクル”魂
TOYOTA LAND CRUISER 200ZX
日本はおろか中東でも大人気のランクル。現行200系はもはや10年選手だが、アーティシャンスピリッツは抜かりなくボディパーツを開発する。LX570だけでなくランクルも大切にする彼らの姿勢が見え隠れする
最高峰のレクサス、最高級のクロカン
LEXUS LX570 URJ201W
レクサスの最高峰SUVをアーティシャンスピリッツ流に染め上げるプログラム。スポーティな前後オーバーフェンダーが目を惹くが、ナロータイプでも綺麗にまとまる。世界最高峰のハイエンドSUVに引けを取らない。
華やかに引き立てるスポーツ
LEXUS RX F SPORT 300/200t/450h/350 AGL/GYL 2#W
クーペスタイルのスポーティな意匠を底上げするかのようなボディパーツの数々。F SPORT用とスタンダード用それぞれに専用フロントアンダースポイラーが用意される。フェンダーも30mmワイドと10mmワイドがある。
ホットハッチならぬ“ホットSUV”
LEXUS NX 300/300h AYZ1#/AGZ1#
SEMAへの初出展となった記念すべきモデルがNXだ。その後、2017年秋に実施されたマイナーチェンジにもいち早く対応。35mmワイドでちょっぴりワイルドなSUVにしてもよし。ナローボディのままエレガントに仕立てるのもいい。
その存在感は脱コンパクト!
LEXUS UX F SPORT 200
登場間もないUXにもアーティシャンスピリッツはいち早くコンプリートカーを公開。兄貴分であるNXなどと同じくオーバーフェンダーを組み合わせたボディキットが主となる。スピンドルグリルを含めたレクサスの最新デザインがさらに映える。
SEMAの地で認められたジャパン・メイド
アーティシャンスピリッツは2014年からSEMAに正式出展。しかも北米レクサスブース内に車両が展示されてきた。2018年を振り返ると、ブース内にはLSとESの姿が。さらに会場の外には20周年記念で生まれたLC500ワイドボディの姿もあった。この年はスープラ復活を記念して、特にレクサス&トヨタ勢が目立っていた。
“職人魂”を貫くブランド
20年以上の歴史を持つボディパーツブランド。アーティシャンスピリッツは“職人魂”の意味がある。アパレルグッズなども展開する
Traxtion4[トラクション・フォー]
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