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リフトアップを楽しめ!
スライドドアや4枚ドアを備える便利な軽カー、本格派オフローダーで、未開拓の地を冒険!
「ジムニーならイケるのに、ウチのじゃちょっと不安・・・」そんな一般家庭にありふれた庶民の足車の代表格、ダイハツの軽カーをベースに純正ジムニーを大きく上回るリフトアップスタイルへ格上げ。その恩恵はお値段以上!メリットは無限大!
バネやショックで上げるのではなく、純正サスのまま4インチアップ!
WAKE / HIJET CARGO / TAFT
日常的に使用する奥様の足を代表するトールワゴンのウェイク、そして飾り気などなく真面目に仕事で使うカーゴ、クロカンテイストを高めながらもジムニーには及ばないクロスオーバーSUV寄りの軽カー4×4のタフト。そんな当たり前に街で見かける普通の軽カー達を素材として大胆なリフトアップを施し、オフロードにおける走破性を大幅に向上させたコンプリート車輛を制作する大阪のジャンキーズ。
最大の特徴はそのリフトアップ手法にある。従来のリフトアップと言えばロングショックアブソーバーに長めのコイルスプリング、それに伴うラテラルロッド延長や各部補正に必要となるアイテムを装着していく手順ではあるが、ジャンキーズの場合、簡潔に言うとボディとフレームの間に独自のマウントスペーサーを制作して4インチ分の高さを稼ぎつつ、それに伴うホイールベースのズレや各部位置関係の補正を徹底していく。つまりストローク量や乗り味は、ほぼ純正時のままで高さだけが4インチ上がるリフトアップと言った解釈だ。
もちろんタイヤ外径アップに伴う路面からの衝撃やグリップ力は、装着するタイヤによって様々ではあるが大きなタイヤを履いてスポイルする部分はどのリフトアップキットも共通。ましてやこれら3車種をベースにリフトアップキットを本気で制作しているのはおそらく日本中探してもここだけではないだろうか。
マキシスバックショット(195R14)を履き、最低地上高を大幅に高める恩恵は、凹凸の激しいダートも楽々走破可能。まさに未整備の道なき道を駆け巡るオフローダーそのものだ。ルーフキャリア装着やウェイクの様にヒッチトレーラーを牽引すればさらに可能性は広がる!小さくても本格派!これがジャンキーズの制作するリフトアップ軽カーの神髄だ。
Lift Up of WAKE
10cm車高が上がると別世界!運転席からの見晴らしも良くて気分上々!
リフトアップよりもローダウンの需要の方が圧倒的に多い印象の軽カートールワゴン。しかしウェイクは“遊べる軽“をウリにしているため、他のライバル車種とは一線を画して然るべき。本気で遊べる軽を作ってみても面白いのでは?とリフトアップキットを制作したのがダイハツ軽カーリフトアッププロジェクトの始まりだ。
実はジャンキーズ4×4の母体は40年以上の歴史を誇るダイハツのサブディーラー「斉藤自動車」で、板金塗装から整備まで豊富な経験値と実績を誇っており、リフトアップ開発にも長けた老舗である。
ウェイクの場合フェンダークリアランスがトールワゴン形状の為、ホイールベースの延長やインナーフェンダーの干渉に対してシビアな躱し技が必要となるが、御覧の通り威風堂々のスタイリングへと格上げ!
Lift Up of HIJET CARGO
ピックアップトラック的な使い勝手は軽カー髄一!これで遊ばない手は無い!
3車種の中でも最もビジネスユースで愛用される率の高いハイゼットカーゴ。塗装工に水道屋さん、電気工事などに愛用する職人さんも多いが、意外と乗ってみるとアウトドアにマストなスペックの持ち主。
現車は斉藤さんが普段の足として愛用しており、写真のように荷台を活用して即席でティータイムを楽しめたり、ルーフキャリアを追加して4名乗車でのデイキャンプも余裕。プラドなど本格的な4×4をメインカーとして所有しているが、コレ一台でほとんどの事が賄えてしまうと太鼓判を押す。
現状はラプターライナーでゲート部分を塗装しており、近々パイプバンパーガードも各車種リリース予定。USピックアップ色を色濃く印象付けるリアゲート部分のベッドエクステンダーなんかも検討中だ。
Lift Up of TAFT
ジムニー的な使い勝手が出来て、4枚ドアを有する理想形のミニ4×4!
ジムニーのライバル?と各専門誌でも取り上げられたタフトではあるが実際はハスラーが身近なライバルでは?と言った見解も多いタフト。
ノーマル状態を見ると走破性よりも街乗り重視なルックスではあるが、4インチアップを施すとまるで別物。車格はジムニー同等、いやそれ以上で4枚ドアと言うメリットも複数乗車してアウトドアを楽しむ際は非常に便利だ。
ビードロック風のデザインでワイルドなエクストリームXJ04にマキシスバックショット(195R14)のホワイトレターもオフローダーらしいボトムスで、写真のような岩場も難なくクリア。オフロードにはジムニーじゃないと!と言った概念を、良い意味で覆す新たな軽カーオフローダーの新たな刺客の登場だ。
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Text&Photo:Akira Ishii
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