• TUNERS(チューナーズ)は車のカスタム,改造車,ドレスアップを中心とした専門WEBマガジンです。カーライフに関わる情報を随時更新しています。
  • logo
  • logo
  1. ホーム >
  2. その他 >
  3. ハイブランド~定番まで(海外編)オフロード・ブランドファイル2020

ハイブランド~定番まで(海外編)オフロード・ブランドファイル2020

名称未設定 1

OFF-ROAD & OUTDOOR BRANDS FILE 2020
オフロード・ブランドファイル2020

カスタムとはまるでファッションのように各項目を吟味し、乗り方に見合ったパーツをセレクトするのが近年の流行り。そこでこだわりたい「ブランド選び」のサンプル材として、誰もが憧れる?オフロードのレースシーンから派生したハイパフォーマンス・ショックにまつわるエピソードを。そして一度は見たことのある“あのロゴたち”を一挙公開。



オフロード界を振作する2大ショックメーカー「KING」&「FOX」

どんな年代、スタイルであっても、オフロードカスタムにおいて最も重要なパートといえば、サスペンションだ。例えばインチアップをした場合のリフトアップ策として、さらに本格的な競技を行なうならば前後のサスペンションに対して何らかのカスタムやアップデートを施し、より快適なオフロード走行を求める方も少なくない。

そうしたなか「ステータス」として広く知られるブランドといえば、FOXとKING。北米シーンはもちろん、ここ日本でも2大ショックメーカーとして君臨している両雄は、ハードな本格オフロードユーザーからドレスアップ効果を狙ったカスタム派まで「いずれは!」と、目標にすべきハイ・ブランドとして多くのファンを惹きつけてやまない。ここでは「その名前、聞いたことある」という4X4ビギナーから、「装着している」という上級者の皆さんに、現在のオフロードシーンをリードするFOXとKINGにまつわるエピソードや違いを、少しだけご紹介してみたい。

大手メーカー・オプションの純正ショックとしても採用され、古くから2輪、4輪のレースシーンに浸透している「FOX」。対する「KING」は、やや会社の規模は小さく、どちらかというとオフロード系ショップと親密な関係を築き、ワンオフメイド(一点モノ)のリクエストに快く応じてくれるメーカーという印象が強い。ただし両社における中級以上のモデル、つまりミリ単位でのセッティングを出していくプロユースについてはほぼ同じ。それはオフロードショップ側の意見でもあって、どちらも「スペックや価格帯に大きな差はない」というのが業界の意見であるようだ。

つまりKINGとFOXを比較することは極めて難しく「あくまで好み」で好き/嫌いが別れるということ。ただしどちらかを選ぶ際に気をつけたいのが、購入先のショップがFOX/KINGのどちらを得意としているか、信頼のもてる実績があるかをしっかりと確認すること。憧れのハイエンド・ショックだけに、どちらのモデル(中級以上)も最低1年に1回のオーバーホールは必須。その際には細かなセッティングが可能か、またオーバーホールキットを在庫しているかなども事前に確認し、ワンランク上のオフロードライフを楽しみたい。

プレランナー界きっての新鋭ショックメーカー

1996年に創業し、ちょうどその頃に根付き始めたプレランナーシーンを熱烈にサポート。高速でダートを走る際のレスポンス向上に加え、どんなクルマでもロングトラベルサスペンションを着実にストロークさせるという評判はたちまち全米中に飛び火し、一躍有名メーカーの仲間入りを果たしたKINGショック。最近ではハードコア・オフロードパーツというイメージの一方でブランドカラーであるブルー以外の製品バリエーションを展開、さらに自動車メーカーのOEMショックを供給するなどその活動は多岐に渡っている。

あらゆる「バンプ」を受け止めること約半世紀

モトクロッサーであったボブ・フォックスという人物によって1974年にスタートしたFOXレーシングショック。それからもうすぐ50年を迎える現在では、スノーモービル、マウンテンバイク、オートバイ、ATV、UTV、オフロード、SUV用などあらゆる乗りモノの高性能ショックアブソーバーとレーシングサスペンションを開発し業界をリード。近年人気のプレランナー、トロフィートラックシーンではKINGと人気を二別するライバル関係にあり、双方が有名チームにスポンサードを行なうことでダート業界は活性化中。



#01 ARB 4×4 ACCESORIES

バンパーやウインチなど、いかにもオフロード志向かつハードな見た目のパーツを数多くリリースしているARBは1975年にオーストラリアでスタート、今やヨーロッパや中東など100カ国以上にディーラーを持つトレイル系メーカー。

www.flexdream.jp

#02 KC HILITES

最新鋭のLEDシリーズに加えて、懐かく、きっと誰もが一度は見たことのあるスマイリーフェイス・ロゴを復刻。2017年の企業合併を機にニューモデルラッシュが目立っているKCは、1970年にアメリカで発足したライトメーカー。

www.kchilites.com

#03 PRO COMP

タイヤやホイール、サスペンションやライトバーまでオフロードに特化したアイテムをまんべんなく取り揃えるブランド。1985年に発足、以後安定した人気を保っており、最近ではSUVやJEEP用までラインナップも広がりをみせる。

www.procompusa.com

#04 OFF-ROAD EXPO

offroadexpoのコピー

カスタム界のアカデミーショー的位置付けのSEMA(ラスベガス)に対して、こちらはよりオフロードに特化した世界的なトレードショーとして名高いオフロードエキスポ。2020年はカリフォルニア州とアリゾナ州の二箇所で開催予定。

www.offroadexpo.com

#05 BILSTEIN

bilsteinのコピー

最近では2019年の日産タイタン(一部グレード)に純正採用されるなどその信頼性は不動のもの。実に70年近い歴史を持つビルシュタインはドイツが誇るサスペンションメーカー。(画像)はトヨタランドクルーザー向け2インチリフトキット。

www.bilstein.com

#06 Mickey Thompson

昨年のSEMAにて左右非対称のオフロードタイヤを発表するなど未だ勢いとアイデアに欠かないミッキートンプソン。Baja Bossというネーミングが与えられたその新作は3プライ構造で強度も飛躍的に高まっているという自信作。

https://mickeythompsontires.com

#07 Weighn Safe

垂直荷重の状態がゲージで確認できるという画期的なトーイングヒッチを販売するWeighn Safeはオフロードシーン以外からも呼び声が高いメーカー。各種揃った製品群は精度の高いCNC加工で削り出されたアルミニウム素材となり信頼性も高い。

www.weigh-safe.com

#08 WARN

オレゴン州発の巨大ウィンチメーカーといえばWARN。最近ではトレーラーやUTV用といったあらゆる分野に視野を広げ、またレスキュー用としても重宝されるなどその知名度は世界レベル。ここ日本のオフロードシーンでも愛好者が多いはずだ。

https://international.warn.com

 

4×4 CUSTOM BOOK
マガジンボックス



関連する記事