• TUNERS(チューナーズ)は車のカスタム,改造車,ドレスアップを中心とした専門WEBマガジンです。カーライフに関わる情報を随時更新しています。
  • logo
  • logo
  1. ホーム >
  2. ホイール&タイヤ > ホイール >
  3. 30系アルファード/ヴェルファイアの足回りについてワークとマッキナにお話を伺った。

30系アルファード/ヴェルファイアの足回りについてワークとマッキナにお話を伺った。

究極の普通、を履きこなす愉悦。

Performance improvements in the wheel
【WORK × Macchina】

ミニバンはもちろん輸入車メイクにも高い定評をもつ太田代表率いるマッキナと、カスタマイズシーンに不可欠の存在感を誇るホイールメーカーの雄、ワークが強力タッグを結成。30系アルヴェルに似合う足元づくりについて、太田代表とワーク広告企画課の吉川氏に大いに語り合ってもらった。

株式会社ワーク広告広報課
吉川雅章氏

アルヴェルのインチアップが21や22インチへと注目されるなか、リム深度を稼ぐという新たな20インチの可能性を示唆してくれたワークの吉川氏。新たなブランド「Lanvec(ランベック)」にも期待がかかる。

Macchina代表
太田 剛氏

カスタムに精通したプロショップならではの経験とノウハウを誇るマッキナ代表の太田さん。現段階ではグノーシスGR201推しというが、発表されたばかりのランベックも大いに気になるという。

──今回は発売されて1年が経過した30系アルファード/ヴェルファイアのカスタムに関してお話をうかがいたいのですが、まずは先代20系との違いやユーザーの傾向などから教えてください。

太田 剛(以下・太田):新型になって一番変わったのは、乗り心地ですね。やはり後輪にダブルウィッシュボーンが採用されたことは大きいですよ。サイズ的には見た目と実用性のバランスが両立できる20インチがベストだと思いますが、しかし実はお客さんからは21インチの要望が高いんですよ。その場合は車高調かエアサスが必須となり、タイヤも245/35とやや外径サイズが大きくなります。

ヨコハマやニットーやコンチネンタルなどが設定しているSUV向け製品が適合します。一部の尖ったユーザーは22インチを求められますが、偏平率が30となることでホイールと地面が明らかに近くなり、さらにフェンダーとの接触の可能性もあり得ます。大人数を乗せて移動するファミリカーとしては一般的ではないため、イベントなどに頻繁に繰り出すヘビーユーザー向けの設定といっていいでしょう

吉川雅章氏(以下・吉川):見た目も実用性も欲張りたいならば、おのずと21インチに落ち着くでしょうね。ただ、大径感はそこまでなくともリム深度を稼いで存在感を訴求するという方法もありますので、せっかくの乗り心地を担保する意味でも、20インチというサイズは大いにアリではないかと思います。

──太田さんはワークのどんな銘柄に魅力を感じますか。

太田:当店はグノーシスGR201をオススメしています。輸入車のイメージが高くその雰囲気を上手に転用することができますし、シンプルなのでどんなイジリ方をしていても違和感なく似合います。バランスを採るならばF8.5×21+40、R9.0J×21+40。攻めるならばF9.0J×21+30、R10.0J×21+30でしょうね。しかし、本当の意味で推奨したいのはワークが発表したばかりの新ブランド、ランベック・シリーズです。

やっぱりホイールはカスタムの“華”ですよ

──吉川さん、ランベックとはどんなブランドなのでしょうか。

吉川:ヒトコトでいえば、ファッション用語でいう「ノームコアスタイル」です。これはノーマルとハードコアを掛け合わせた“究極の普通”を意味する造語なんですが、個性的な装いを楽しむ人が多い今だからこそ、ごくごくシンプルな普通の装い方がオシャレに映るんじゃないか、というニューヨーク発のトレンドです。

3種類のド定番デザインに、リムフランジに鋭い立ち上がりを設けることで上質感を醸すダグリップリムを採用したり、繊細な工程が求められるバフアルマイト処理を施したり、単なる往年のデザインの復刻に留まらないイマドキな要素もプラス。ミリ単位のこだわりを注いだ、当社期待のブランドとなります。

太田:当店のデモカーにもランベックLD1を装着しておりますが、ディッシュデザインがイマドキな仕立てばかりのなかにあって非常に新鮮に映りますし、やや凹んだディスク形状や、吉川さんのお話にあったダグリップなどディテール面の研鑽も抜かりがなく、これぞホイール界における“ノームコア”だと感じました。

実装着サイズはF8.5J×20+35、R9.5J×20+38、車高調にて50ミリダウンを図りつつ、245/35でキレイにインストールしています。おかげさまでドレスアップ誌やウェブ、直接ご来店いただいたお客様からも評判が高く、今後グノーシスGR201からランベックへ乗り換える方が増えるんじゃないかと(笑)。シンプルな高級感を求めるならば、この“ザ・ノームコアスタイル”ランベック・シリーズは、ジャストではないでしょうか。

──30アルファード/ヴェルファイアのカスタムは、まだまだ面白くなりそうですね。ありがとうございました!

普遍的ディスクデザインの「Lanvec LD1」が30アルファードの足元を昇華させる!

フットワークメイクのみでシンプルに高級感を磨いたマッキナ/30アルファード。ワークの新作となるランベックLD1(F8.5J×20+35、R9.5J×20+38)で鮮度高いディシュスタイルを訴求、オールドファンには懐かしく若手には新鮮に映る、まさしくノームコアな印象が味わえる。

左右でカットクリアとブラックを履きこなすなど、ユーザーに向けた提案性にも満ちており、前者は気品あふれる高級感、後者は重厚な存在感を感じることができる。ディテールに対してミリ単位のこだわりが注がれた最旬ブランド、ランベック・シリーズで30アルヴェルを究極の普通に装う。その愉悦は深い。


[問い合わせ]:WORK
TEL:06-6746-2859
www.work-wheels.co.jp


[取材協力]:Macchina
TEL:072-446-3733
www.macchina-style.com



関連する記事