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ロードスターを楽しむために開発されたチューニングパーツ

乗って楽しいイジって楽しいチューンド・ロードスター  @TAS2017 【 RKデザイン 】

滋賀県のチューニングパーツブランド・RKデザインは、”かなり特定の層”から熱狂的な支持を集めている。というのはこのブランド、レクサス専門とかスポーツカー専門、セダン専門とかメーカー別、カテゴリー別にパーツをラインナップしているわけじゃないんだ。RKデザインがチューニングのテーマに選ぶ車種は「このクルマをチューニングしたらおもしろいんじゃないか」とピンときたものだけ、というから面白い。

東京オートサロンでは、マツダ・ロードスター(ND5RC)とミニクーパーS(F56)、アバルト124スパイダーの3台を展示。3台にはなんの脈絡もしがらみもないのは一目瞭然。過去には、ニッサン・フーガ、BMW335iコンバーチブル(E93)、メルセデス・ベンツCLK63ブラックシリーズなど、一貫性はあまり見られない。でも、「走らせておもしろい」「見せて楽しい」という部分だけはドンズバで当ててきている!

今回は、この中でマツダ・ロードスターをpick up。ロードスターはNAの1.5Lエンジンを搭載。ちょっと非力だけど、ストリートでアクセルを踏み切れる感覚はほかにはないもの。まさにロードスターのテーマである「人馬一体」というドライブフィールを得られる。

で、ノーマルでもそうしたハイレベルなフィーリングを得られるわけだから、チューニングしたらものすごく楽しいクルマになるだろう。速く走れるだろう。そうしたコンセプトで、RKデザインはパーツを製作。

エクステリアでは、フロントカナード、サイドアウトレットダクト、サイドインレットダクト、トランクスポイラーを設定。RKデザインでは鈴鹿サーキットを開発のフィールドに選んで、エアロダイナミクスを追求。そのため、前後バンパー交換という定番的な流れではなく、冷却に必要なエアは効果的に導入し、ドラッグを生む不必要なエアを積極的に排出するというエアロチューニングパーツを製作した(セットでの価格は20万円+税・取り付けにはボディへの加工が必要)。

サーキットで走り込むことで、ロードスターを少しでも速く楽しく仕上げていくためのパーツも開発

ホイールは鍛造2ピースのA-815 17×8.0J前後をオリジナルで作り、車高調も量産メーカーではなし得ない、スペシャルなパーツを盛り込んだ40段減衰力調整付き1ウェイ全長調整式車高調を独自に開発。

また排気効率を十分に考えた4本出しのアクスルバックマフラー、ブラッシュドアルミ仕上げのフロントストラットタワーバー、ブレーキクーリングダクトなど、こだわりのチューニングパーツを作り込んできた。

これらを組み込めば、日常の足としてなんの不満もなく使えながら、週末のワインディングロードやサーキットなど、ステージを選ばずにロードスターを楽しめるってわけだ。


[問い合わせ]:RIP・(株)ジャストバランス RKデザイン事業部
TEL:077-582-8231
www.rkdesign.co.jp


Report&Photo・のぐちとしお



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