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砂型鋳造の雰囲気を再現したホイールEquip40がトライアンフTR-3Aに装着され、往年のレースシーンを彷彿

多くの人々が熱狂した往年のレースシーンを彷彿 【WORK40周年記念 EQUIP40】  @TAS2017

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日本を代表するホイールメーカーである「WORK」ブースに展示された、「トライアンフTR-3A」。
現代の自動車には見られない独特なデザインで、個性的なカスタムカーが並ぶ「東京オートサロン2017」の会場の中でも注目されていた。
綺麗にフルレストアされ車好きのみならず、あまりヒストリックカーに興味のなさそうな女性からも人気をはくしていた同車だが、注目したいのは装着されたホイール、「Equip40」である。

今回WORK40周年を記念して発売されたこの「Equip40」は、エンジンオイルの焼ける匂いと暴力的とも言えるエンジンサウンドが響き渡り、多くの人々が熱狂した、1970年代後期~80年代のレースシーンを彷彿とさせる、ファンにはたまらない仕上がりとなっている。

1分1秒を争うが故のデザイン

レース車両に使用されるホイールと言えば、レース中のタイヤ交換作業を素早く行うため、一般的な4~5個のホイールナットを使用するものではなく、ホイールの真ん中をスピナーと呼ばれる大型のナットで固定する「センターロック」と呼ばれる市販車両とは違う構造が採用される。
Equip40は、そんな往年のWORK製センターロックコンペティションホイールをオマージュし模ったデザインがモチーフとされる。

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”コダワリ”の作り込み

現在市販されているホイールの中には、パッと見のデザインをなんとなく当時の見た目にしている商品を多く見かけることがある。
しかしこのEquip40の徹底した作り込みは、遠目からでは判別できないようなところにもコダワリを見せる。
それはディスク表面の”ザラザラ”としたその質感である。
現代のホイールと当時のホイールでは製造方法が違い、当時は「砂型鋳造」での成形であったため、なめらかな表面ではなく、目が粗くザラザラとした質感が特徴であるが、Equip40は当時の砂型鋳造の雰囲気を見事に再現している。
また、展開されるディスク面のカーラーリングも、シンプルさが硬派な印象を与えるブルットシルバーと、当時のレーシングカーでは定番カラーであった”赤みを帯びた金色”を採用したスプリントゴールドの2色が設定され、そのコダワリが、なんとなくではない、言わばホンモノの風格もを与えている。

細部に亘るオールドテイスト

現代の大径化したドレスアップを目的としたホイールは、デザインのメインとも言えるディスク部分を大きくとる傾向にあるが、当時のレーシングホイールは、素材の強度などの違いもあり、アウターリムとホイールディスクの接合面が幅広く取られ、表記されているインチ数よりも、はるかにホイールディスクが小さくなっていたのである。
また、ワッシャー付きラージヘッドピアスボルトを採用し、さらにはその本数も12本に設定することで、リムとディスクの比率を含め、更にノスタルジックな雰囲気を実現している。

ユーザーの希望を叶えてきたWORK

このEquip40のメインターゲットは旧車のみならず、 ヤングタイマーをもターゲットとしているとのこと。
そして、旧車やヤングタイマーを好むユーザーは、ホンモノへの憧れや、個性を大事にする傾向があり、往々にして強いこだわりを持っているユーザーが多い。
Equip40はそんなユーザーの要望に応えるよう、下記のような特徴を持っている。
●ピアスボルトとワッシャーに加えエアバルブのカラーもセレクト可能になるよう3種類の組み合わせを用意。
●アウターリムのカラーは、バフアルマイト、ブラックアルマイト、ブロンズアルマイトリムのほか、新しくカスタムオーダープランとして、あえてクスミを与えたブラッシュドリムを設定し、より個性を追求することが可能。
●深リム、ツライチ、引っぱりなど、旧車ファンなら絶対の拘りを叶える、豊富で細かなリム幅やオフセット設定。

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Equipは、2017年40周年を迎えるWORKの歴史の中で、最もWORKのアイデンティティを色濃く顕現しているホイールブランドであり、WORKのフラッグシップモデルとして、多くの支持を集めてきたホイールである。
また、東京オートサロン2017でこのEquip40装着して展示されているトライアンフTR-3Aは、創業者である故・田中毅氏が所有し、レストアを開始するものの、その完成を見ることなく2015年に他界してしまったという、非常に想い入れの強い車両であり、今回の展示を通じて、創業者の、そして日本を代表する老舗メーカーとしての情熱を表現し、この先、50年60年と変わらず、私たち車好きの憧れのホイールメーカーとして歩んで行ってくれると、期待せずにはいられないのである。

問い合わせ

WORK CO.,LTD.
tel:06-6746-2859
www.work-wheels.co.jp

Text |tuners
Photos|WORK CO.,LTD./ TUNERS



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