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エルフォードのフロントグリルは、横のラインを基調としたデザイン【エルフォードスタイル・プラド】

いいとこ取りのフロントマスク

画像を見て貰えば一目瞭然であるが、このエアロキットでまず目に飛び込んでくるのは、フロントグリルだろう。純正150系プラドのフロントグリルは、縦のラインを基調とし、SUV特有の力強さと重厚さが際立ったデザインが特徴である。

しかし、エルフォードのフロントグリルは、横のラインを基調としたデザインに変更され、ラグジュアリーな雰囲気と、ワイド感を強調したデザインとなっているが、これは、兄弟車と言われる「レクサスGX460」をモチーフにしているとのこと。

また、一緒に装着されているフロントバンパースポイラーは、上記のフロントグリルと組み合わせることで、150系プラドの雰囲気を壊すことなく、兄弟車レクサスGX460のスピンドルグリルのような一体感が生み出されている。

そして、最下部に配置されたウイング形状のアンダースポイラー、純正流用のフォグランプ下に取り付けられた5連LEDの相乗効果によって、純正では縦長な印象のフロントフェイスから、ワイド感が際立つローフォルムとなり、圧倒的な重厚感と高級感の中にも、スポーティーな要素が垣間見える絶妙なデザインに仕上がっている。

人気モデルの第2弾

兄弟車レクサスGX460の要素を絶妙に取り入れたフロント周りと同様に、リヤ周りの作り込みにも抜かりは無い。後述するホイールと共に新作となるリヤバンパースポイラーは、今やエルフォードスタイルの定番ともなっている”マフラーレスルック”と、レクサスLSのテールフィニッシャをビルトインさせたデザイン。このスタイルは前期モデルでも行われていたデザイン手法だが、サイドダクトを新設や、各パーツの取付位置の見直しを施し「20系アルファード/ヴェルファイア」のリフレクターを採用など、前モデルを更にグレードアップさせたモデルとなっている。

スタイルをまとめ上げるポイント

適度にローダウンさせたスタイルは、どんな車種であっても安定感が増し、見た目全体のイメージをグッと引き締めてくれる効果があるが、実際に、見た目のバランスを優先してローダウンさせる場合、あまりダウン量が多くなってしまうと乗り心地や走行性能のの悪化や、アライメントの再セッティングなどが必要になってしまうことが懸念される。

そこで、今回装着されているサイドステップエクステンションが大きく役立つことになるのだが、このるサイドステップエクステンションは、純正オプションのサイドステップ下部に取り付けることで、無理なローダウンをすること無く純正よりも約45mm最低地上高が低くなり、上記の前後バンパースポイラーと組み合わせることで、サイドビューの統一感が増し、より一層視覚的にローダウンフォルムに見せる効果が期待できる。

更にサイドビューをより魅力的にしているのが、リヤウイングである。このリヤウイングも、サイドステップエクステンションのように純正リヤスポイラーを活かして上から被せるタイプであるため、純正ハイマウントストップランプやリヤワイパーなどの各機能に影響を与えることが無い。そして、垂れ下がるような純正のデザインから、後方へと伸びあがったデザインに変更することで、スポーティーな要素を加えてくれるポイントとなっている。

プラド専用新作ホイール

ここまでの整ったエアロワークを更に魅力的に引き立てているのは、新作のプラド専用22インチホイール「ソニックアート」。「フローフォーミング」という製法を用いることで、鋳造でありながら、鍛造ホイールにも引けを取らない強度性能と軽さを高次元で両立させている。

高機能ホイールの代名詞と言えばレーシングカーや、一部市販のホイールで採用されている鍛造ホイールだが、デザインに制限があり、また製造コストがかかるため、販売価格は高騰してしまう。一方、このフローフォーミング製法は、通常通り溶けたアルミ素材を型に流し込むところまでは通常の鋳造ホイールと同じであるが、ホイールのリムを最終的に成形する際には、スピニングマシンで圧力を加えながら成形するため、鍛造と同じように金属分子を慣らすことで強度を向上させている。さらに、従来品に比べ無駄な材料を使わず薄く成形しているため軽量化できるというメリットがある。

また、カーボンを転写することで純正のメッキ部分を少なくし、引き締まった印象に仕上げられている同車のデザインの中で、細く鋭いシルバーのスポークが際立ち、ここでもラグジュアリーな要素とスポーティーな要素がプラスされ、大型SUVでありながらその重量を感じさせない仕上がりとなっている。


問い合わせ:MEIWA CO.LTD
TEL:048-966-3551
http://www.meiwa-net.com/


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