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失言御免!骨太ファクトリー代表足回りトークバトル

3人のプロが他社のデモカーに乗って本音で語る120分

クルマの乗り心地は乗る人の感性や乗り方ひとつで感想が全く変わってしまう。そのため、何が最適でどこが最良かという答えは、哲学にも似た答えのない問いかけとも言える。そんなサスペンションチューンを、有力ショップ3社が己の正解を手に乗り比べ!

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長谷川(以下:長):「アウトバーンのサスってビルシュタインベースなんでしょ? そのイメージだと、どうしても硬いって先入観持っちゃうんだけど、思ってた以上にマイルド。角がないというか峠でも妙な安心感があるよね」
宍戸(以下:宍):「やっぱドイツ人の足っていうか、ドイツ車に付いてるイメージが強いから、僕も硬いと思ってましたね」
野村(以下:野):「そう考えるのはクルマ好きの証拠かもしれないけど、ビルシュタイン並みに考え方も硬いよね。ウチの足って日本のビルシュタイン代理店で作っているんじゃなくって、ドイツ本国にオーダーしたスペシャル品。
だからセッティングの自由も効いて、滑らかな足が作れるんだよ。このクルマに付いているダンパーも、超ショートストロークで自由長なんて300ミリくらいしかないんだもん。こんな足、ビルシュタインでもそうはないよ」
宍:「減衰力調整もないんですよね。20インチを入れていることを考えれば、調整幅はあってもいいんじゃないですかね? ウチの車高調は32段の調整がついてますけど(なにげに宣伝)」
野:「確かに調整幅はあってもいいけど、その中でどこが最適なのかってお客さんもわかりにくいかなって思うんだよね。しかもこまめに減衰力を調整しなおす人も少ないだろうし。それならココだ! ってポイントに絞っちゃった方がわかりやすいと思うんだ」
長:「確かにお客さんで減衰力を調整しなおす人は少ないかも。でもこだわる人も多いのがハイエースの特徴だからね。ある意味どちらも正解なんだよね」
宍:「でも、20インチでこの乗り心地はちょっとズルイよね。カスタムしてもこれならファミリーカーとして通用するし」
長:「そう考えるとビルシュタインってすごいよな」
野:「いや、ビルシュタインじゃなくてスゴイのはウチのセッティングだから!」
宍:「ビルシュタインだけじゃなくて、トーハツとクスコも、バネとかスタビとか作っているからスゴイんだよね」
野:「だから!」

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長:「乗り比べだっていうのに、なんでLTタイヤで来ちゃうのかな?。これじゃ評価が低くてもタイヤのせいなんて言い訳できちゃうじゃん」
宍:「確かに他の2台と比べると、タイヤの重量と硬さがある分、ゴツゴツ感は出ちゃうかもしれない…。でも、この仕様ってハイエース乗りのスタンダードだと思うんです。それを踏まえて、敢えてこの仕様で持ってきたわけです」
野:「そうは言っているけど、実際にゴツゴツしてるかな?。確かに硬さは残っているけど、嫌な硬さじゃないし、芯があるっていうか、これならアクセル踏んでいけちゃう気がするけど」
宍:「確かに昨日滋賀から高速を飛ばしてきたので、減衰力はちょっと固め方向に振っていましたね。高速道路でも安定させるように。そうだ!そう考えると街乗り快適仕様って説明はちょっと間違っていたかもしれませんね」
長:「でも車検完全対応でこの車高なのに、この乗り味はレベル高いよ。だって履いてるのもLTタイヤだよ。普通のラジアルに変えれば、今よりも断然マイルドな乗り心地になるんじゃないかな」
野:「俺は今のままでタイヤのグリップを上げても面白いと思うけどな。あと、欲をいえばスタビを追加して接地感を上げてもらいたいかな」
宍:「特にワインディングとかを意識しているわけじゃないので、本当に普通に快適に乗れるようにセッティングしています。タイヤだってユーザー的には基本はLTだし。その分、タイヤのチョイスや乗り方に合わせて、
セッティング幅が取れるように減衰力を32段に設定しているんです。野村さんの言うように、遊べる方向に向くなら、スタビなんかも入れなきゃいけませんけどね」
長:「やっぱりハイエース乗りって色々な趣向の人がいるから、セッティングも難しくなっちゃうよね」
野:「でも自分で自信を持って勧められる仕様って必要だと思う。それを見極めるのがお客さんだし、お客さんのニーズが色々あるからこそ、カスタムだって面白くなるわけでしょ。だからセッティングの正解は人それぞれにあるわけだしね」

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野:「率直にいって、俺、この足好きだわ」
宍:「ネオチューンってノーマルダンパーがベースだっていうから、僕も正直ナメていましたね」
野:「普通に考えて、単なる純正のダンパーじゃここまで下げると、底付きが気になって乗ってられたもんじゃない。ダンパーだって適正なストローク量が設計上にあるから、それを超えた稼働範囲で常用されちゃマトモに動くわけないんだけど」
長:「確かにネオチューンって純正ダンパーがベースなんだけど、中身は全くの別物だからね。内部のオイルは全く違うし、内包するガスも窒素を使っているとか。細かいことはわからないけど、とにかくラリードライバーが考えた加工システムだから、どんなムチャなニーズにも対応出来るってのはスゴイはずだよね」
宍:「ゴツゴツ感がほとんどないのはもちろんですけど、安定感もしっかりしてますよね、特にリア周りが。これってダンパーだけの効果じゃないような気がするんですけど…タイヤ?」
長:「LTタイヤじゃないからね(笑)。ってタイヤな訳ないじゃん。ハイエースのリアサスって、なんでダンパーの取り付け方向がバラバラなのかなって。伸び縮みで左右のタイヤにバラバラの力がかかるワケで、
それって最終的に乗り心地にも直結するじゃん。だからダンパーの取り付け方向を左右で合わせてみたってワケなんだ」
野:「ウチのクルマも楽しいけど、長谷川さんのクルマはMTだからちょっと硬めの方が雰囲気がアガルよね。走れるハイエースってキャラクターを作るなら、MTにするのもアリだったかもしれないな」
長:「確かにデモカーとしてのキャラクターを考えて、ちょっと硬めの足にしてるけど、なんだったらノーマル車高のままで、ロールが全くしないガチガチな足だって作れる。乗り心地に正解がないみたいに、
人それぞれの正解をカスタムメイドで作れるのがネオチューンのいいところなんだ」
野:「なんだか綺麗に宣伝で締めちゃってるけど、まぁ、俺はこの足、好きだわ」

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CAR HOUSE ZERO
カーハウス ゼロ宍戸賢司
エアロからサスペンションまで、オリジナルパーツの開発に余念のない西のカリスマ。今回集まった3台の中でイチバンのシャコタン&唯一のLTタイヤ装着は、オリジナル車高調への自信の表れといえる。

Auto Bahn
アウトバーン野村知広
日本で最も多くの4WDハイエースを触っている、北海道・札幌を根城にする北の暴れん坊。この企画に合わせて1200kmオーバーの距離を自走でやってくるバイタリティには、参加者一同ともに脱帽。

T-STYLE
Tスタイル長谷川友紀
日本のカーカスタム発信地YOKOHAMAで、アゲからサゲまでマルチなカスタムスキルを発揮するハイエースマイスター。サスペンションセッティングはもちろん、スタイリングを含めたトータルコーディネイトに定評がある。

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