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ハイレゾ本格化か !? デジタルトランスポートやDSP、車載用オーディオPCをご紹介!

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カーオーディオの世界でも、いよいよハイレゾが本格化か!?ハイレゾ対応デジタルトランスポートやDSP、多種のハイレゾ音源を再生可能な車載用オーディオPCなど注目の製品の登場だ!

どれを選ぶか?どの音を聴くのか?

Audio Technica AT-HRD500
好評のAT-HRD5の進化版はDSD128の再生にも対応06

価格 7万円(税別)
周波数特性 10〜90kHz(−3dB)
入力端子 USB type-B × 1/同軸デジタル× 1/角形光デジタル× 1
出力端子 アナログ出力(ピンジャック)× 2/同軸デジタル× 1/角形光デジタル× 1
サイズ 幅166.5×奥行142×高さ28.5mm
お客様相談窓口 Tel.0120-773-417
HP https://www.audio-technica.co.jp/car/

ポータブルDAPなど、さまざまな機器でハイレゾ音源を楽しむためのデジタルトランスポート・D/Aコンバーター。

既発売のAT‐HRD5の進化版で、価格も同一の7万円だ。

AT‐HRD5との変更点を見ていくと、DSDの再生に対応した。

実はAT‐HRD5も、カタログや説明書等には明記していなかったものの、ドライバーのアップデート等によりDSDを再生できたみたいだが、AT‐HRD500ではスペックに明記するようになったのだ。

おそらく安定動作が可能になったのだろうUSBオーディオ用ICはSAVITECH社のBRAVO-HDSA9227からSA9123L変更されたおかげだろうか。

D/AコンバーターはESS社製のES9018K2Mで、AT‐HRD5と変わりない。

ほかに変更点を見ていくと、出力ボリュームが3段階に切り替えられるようになったのだ。

AT‐HRD500のアナログ出力をAVナビやDSPのAUX入力にアナログ接続する時にマッチングができるわけだ。

AT‐HRD500の内蔵DACを使う接続方法では有効な機能といえるだろう。

またデジタル出力のサンプリング周波数を固定できるのも新しい機能だ。

これはAT‐HRD500のデジタル出力をDSPに接続する場合に有効。

DSPはモノによって動作サンプルレートがまちまちで、48kHzのものもあれば192kHzのものもある。

そのDSPの動作サンプルレートに応じてサンプリング周波数を固定すれば、どんなサンプリング周波数の音源も固定した周波数で出力するというわけ。

従来のように、音源のサンプリング周波数が大きすぎて、デジタルーデジタルでは再生できないということがなくなる。

これはDSP ユーザーにはありがたい機能だ。

その音だが、前モデルと聞き比べたわけではないので厳密には言えないが、アナログ出力に関していえば、よりクオリティが上がっているように思える。

音の密度が高まった印象だ。今後、クルマでハイレゾのニーズは増えるはず。良い音を求めるなら必須アイテムになるだろう。

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デジタル入力は光/同軸/USB(Type-B)に対応。DSDにも対応した。

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USBオーディオ用IC はSAVITECH社製 BRAVO-HD SA9123Lに変更。

ESX X-DSP
新しいX-DSPは192khz/32bitのハイレゾ音源が再生可能

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価格 10万円(税別)
DSP 8チャンネル シーラスロジック192kHz/32bit
入力 RCA6 チャンネル/ 光デジタル
出力 RCA8 チャンネル
サイズ 幅216×奥行120×高さ40mm
問い合わせ ユナイテッドサウンド Tel.050-3532-9055
HP http://www.unitedsound.jp/

純正オーディオの交換が難しくなって以降、ハイ/ローコンバーターを備えたデジタルプロセッサーが数多く登場してきた。

このESXのX-DSPも、そんな商品だ。

ESXはあまり馴染みのないブランドではあるが、アメリカのカーオーディオ界の腕利きたちによって1990年代半ばに創立されたブランドだそうで、その歴史は20年近く。

著名なエンジニアたちとの共同作業で品質の高い製品を生み出しており、コンパクトなD級アンプなど、個人的には気に入ったものもある。

X-DSPだが、6chのアナログ入力と光デジタル入力を備えていて、出力は8ch。

アナログ入力はRCAのほかにハイレベル入力に対応していて、純正システムとの接続もできる。

機能はイコライザー、クロスオーバー、タイムディレイのDSP基本3機能は備えていて、最大で4ウェイマルチシステムの構築が可能だ。

DSPにはシーラスロジックを採用。

32bit/192kHzで動作するタイプでイコライザーは中心周波数の数値を初期設定で自由に変更できるらしい。

つまり各チャンネル31バンドのグラフィックイコライザーながらパラメトリックイコライザー的な調整もできるわけだ。

Qも0・5〜9の間で変更可能だ。D/Aコンバーターに関しては説明書に記載がないため不明だが、ハイレゾ再生にも対応しているそうだ。

ただしパンフレットに記載されている「192kHz/32bit のハイレゾ音源の再生も可能」という文言に関して真実は不明。

おそらくDSP処理が192kHz/32bit で動作するという意味で、192kHz/32bit の音源をネイティブ再生できるということではないだろう。

あいにく192kHz/32bit の音源は手持ちでないので確認できていないのだが。

比較的リーズナブルなDSPは音が痩せがちなものも多いが、このモデルに関してはそれがなく、割と太めの音を聞かせてくれる。

ハイレベルインプット時の音も劣化は感じない。

むしろクリアさが増した印象で、純正システムに接続しても、良い音で楽しむことができる。

他人が使っていない物を探している人にはいいアイテムかもしれない。

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アナログのRCA入力は6ch。その下にハイレベル入力もある。

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出力は8ch。USB端子は調整用のパソコンを接続するためのもの。

OLIOSPEC CANARINO 12V
オーディオPCの車載仕様ハイレゾを聴くならコレ!

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価格 20万円( 税別)
CPU 7インテル Quad-Core
Pentium Processor J3710(up to 2.64 GHz)
メモリ 1DDR3-1600 SO-DIMM 4GB 搭載
(最大16GB(8GB × 2 枚)までカスタマイズ可能)
システムディスク 120GB 2.5 インチ SSD
(最大4TBまでカスタマイズ可能)
サイズ 幅235×奥行254×高さ80mm
問い合わせ オリオスペック
Tel.03-3526-5777
HP http://www.oliospec.com/

クルマでハイレゾ音源を楽しむ時、いま多くの人はハイレゾウォークマンなどのポータブルDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)やスマホを使用していると思う。

それは車載専用のプレーヤーがないからだ。しかしホームオーディオではネットワークオーディオやPCオーディオなどが主流。

家でポータブルDAPの音をスピーカーから出して聴いているという人はあまりいないと思う。

ならば車載専用のオーディオPCがあったらいいんじゃない? というわけでカスタムPCの世界では第一人者、オリオスペックが作ったのが、このCanarino12Vというモデル。

オリオスペックでは家庭用にCanarino FilsというオーディオPCを発売しているが、そのコンセプトをベースにクルマの12V電源で動くようにしたものと思えばいい。

基本的にウィンドウズ10を搭載したPCで、インストール済みの音楽再生ソフトはfoober2000。

簡易Wi‐Fiルーターを加えスマホやタブレットにアプリをダウンロードすることで操作はスマホやタブレットででき、実に使いやすい。

PCだとモニターも必要? と思う人もいるだろうが、音楽再生に特化する場合に限り、初期設定やアップデート以外はモニターは不要。

かつてのCDチェンジャーのようにラゲッジルームにあるミュージックサーバー的な使い方ができる。

再生可能な音源だが、MP3の圧縮音源からハイレゾのDSDまでほぼなんでも再生可能。

USBポートが4個あるので、そこに音楽を保存したポータブルSSDなどのUSBデバイスを差し込んで聴くわけだが、スマホ&タブレットのリモートアプリのおかげで選曲は楽々快適。

この辺の使い勝手はポータブルDAPよりも断然上だ。

音も良い。内蔵DACでD/A変換する以外に、他社USB‐DACを加えるなど、さまざまなオーディオ機器を加えてグレードアップできるあたりもオーディオ心をくすぐる。

音楽ソフトをfoober2000より音が良いといわれるJPLAYなどに変える手もあり。

クルマでのハイレゾの楽しみ方が変わる。

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ここを見るとまさにパソコン。HDMIを装備しているのでモニターの接続も簡単。

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4GB(2GB×2)のメモリを搭載。最大16GBまでカスタマイズ可能。

FLUX HT29R+T160R2
フラックス・リファレンススピーカーのトゥイーターが大幅に進化

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価格 11万円 ( 税別)+11万7000円 (- 税別)
定格入力 150W
公称インピーダンス
周波数特性 66Hz-40kHz
能率 92dB
取付穴径 56mm(トゥイーター)/142mm(ウーファー部)
取付深さ 27mm(トゥイーター)/69mm(ウーファー部)
問い合わせ イース・コーポレーション Tel.055-991-5130

フラックスは50年以上の歴史をがあるドイツのスピーカーブランド。

馴染みは薄いものの、メルセデスやBMW、アウディなど大手自動車メーカーへスピーカーをOEM供給している実績があるほか、ベントレーやランボルギーニもフラックスのスピーカーを採用するなど、クルマへの関わりは深い。

そんなフラックスの最新フラッグシップ・スピーカーがセパレート2ウェイモデルのRC270(27万8000円/税別)とセパレート3ウェイモデルのRC370(40万4000円/税別)。

従来のリファレンスシリーズとの変更点はトゥイーターで、16.5cmウーファーは従来同様。

このクラスのスピーカーはパッシブネットワークを使わず、マルチアンプで鳴らすことが多く、このスピーカーもそれぞれユニット単品売りしているので、ここではネットワークなしで紹介する。

新しいトゥイーターだが、見た目がまったく変わっている。

従来はシルバーのジュラルミンケースに収められていたが新トゥイーター、HT29Rのハウジングはライトブロンズ色のアルミダイキャスト製。振動板は素材こそ同じだが28㎜から29㎜へと口径が拡大し、ハウジングの形状も異なる。

また磁気回路にベントを備えるなど、構造も変わり、能率は従来トゥイーターの88dBから92dBへと大きく向上。

再生周波数特性も1kHz〜40kHzへとワイドレンジ化している。

これなら2ウェイでもウーファーと音のつながりがスムースになりそうだ。

試聴はパッシブネットワークを使った状態、つまりRC270で行った。

以前、従来トゥイーターを使ったリファレンスシリーズの音を聴いた時のイメージだと、ドライな音を想像していたのだが、思いのほかウェットで艶のある音を聴かせる。

インパクトは強くはないが自然で聴きやすい音だ。

低域側はやや高い周波数から減衰は始まる感じなので、個人的にはサブウーファーを加えたい印象だが、低域側の質感自体は悪くはない。

パワーアンプはオーディオウェーブを使ったがアンプの持ち味もしっかり表現している。突出した特徴はないが、良いスピーカーだ。

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シルクドームトゥイーターは一つひとつ手作業でコーティングを施す。

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ウーファーは紙とグラスファイバー、シルク、セラミックの4 層構造。

 

芸文社 / カーオーディオマガジンvol.117

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